【読書感想】わが息子よ、君はどう生きるか

読書感想第二弾です!
今回は『わが息子よ、君はどう生きるかをご紹介します。


わが息子よ、君はどう生きるか(単行本)

5年ほど前に読み感銘を受けた本で、サラリーマンとして働いていた私に生きるヒントをいくつも与えてくれました。
当時、営業に配属されたばかりでしたが、この本からは少なからず影響を受けています。
特にこんな本を求める方におすすめです。

  • サラリーマンとして出世したい人
  • 世渡り上手になりたい人
  • 向上心のある人

それでは、本の紹介と感想に移ります。

目次

どんな本?

「わが息子よ、きみはどう生きるか?」はイギリスの政治家フィリップ・チェスターフィールドが、息子に宛てた手紙を書籍にしたものです。

今から約250年ほど前に書かれたものですが、まったく古臭さを感じさせず、現代社会にそのまま通じる内容となっています。

父フィリップ・チェスターフィールドが、自分の息子に向けて当時の社交会を渡り歩く「処世術」を、愛情あふれる文章で語りかけています。
時には優しく、時には厳しく語りかけるその言葉には、思わず引き込まれることでしょう。

表紙の帯にも書かれていましたが、「処世の知恵」が詰まった「人生の教科書」といえる本です。

日本での知名度はさほど高くありませんが、イギリスを中心に全世界で1100万人以上の人に読み継がれてきた名著であり、特に若いビジネスパーソンにおすすめしたい内容になっています。

全九章から成り立つ「息子への手紙」

この本は以下、九章で描かれています。

    • わが息子へ
    • 「人間の器」を大きくする生き方
    • 一生の友情をどう育てるか
    • 自分の「意見」を持て
    • 「最高の人生」を送る日々の心がけ
    • 自分の殻が固まらないうちにやっておくべきこと
    • 「人間関係」の秘訣
    • 自分の「品格」を養う
    • わが息子に贈る「人生最大の教訓」

どの章から読んでも入っていけるのが特徴で、ちょっとしたスキマ時間に好きな章を再読したり、気になった章だけ読むといった読み方も可能です。
ボリュームも300ページ程度で、さほど分厚くないので、忙しい社会人の方でも十分読み切れる内容になっています。

小事をおろそかにしない人は必ず伸びている

印象に残った章はたくさんあるのですが、特に私が気に入っているのは第二章の一節「小事をおろそかにしない人は必ず伸びている」です。

この節でチェスターフィールドは、目の前の物事や人物から目をそらしてはいけないと、やや厳しい口調で語りかけています。
そして目の前のことに集中できない、注意力散漫な人のことを強く批判し、そんな人にはなっていけないと述べています。
以下、私が印象に残った文章です。

ふつう注意力散漫と言われるような人は、一般的に言って頭の弱い人か、心がそこにない人である。どちらにせよ、一緒にいて楽しくないことはまちがいない。

不注意な人、注意力散漫な人ほど、一緒にいて不快な人はいないと思う。それは、相手を侮辱しているのと同じことなのだ。

私自身について言えば、心がそこにないような人と一緒にいるくらいなら、死人といたほうがましだ。少なくとも死人は人を馬鹿にしない。
ところが、ぼんやりしている人は、私のことを注目に値しない人間だと暗に断言しているのだ。

上記の文は、結構読んでいてドキッとしましたね(笑)
自分にも身に覚えがあったからです。

確かに職場・学校・家庭などにおいて、さまざまな人と接していると、無意識にうちに人に対して優先順位をつけていることがあります。
そして、自分がさほど尊敬していない人の話や、興味関心のない話は、あまり集中して聞いておらず、注意力散漫になっていることはよくあります。

しかしチェスターフィールドは、そのように注意力散漫な人ほど一緒にいて不快な人はいないと、強く批判していますね。
さらに、そんな人と一緒にいるくらいなら死人といたほうがましだとまで言い切っています。(手厳しいですね)

人の話を集中して聞かないことは、相手に対して最大の侮辱になるということが理解できました。

まとめ

頭でっかちにならず、実際に世の中を渡り歩くための知恵を教えてくれるこの本は、ストレスフルな現代社会を生き抜く助けになるでしょう。

数ある自己啓発本の中でも「処世術」についてこれほど追求した本は、珍しいのではないかと思います。

サラリーマンとして働いている方や、これから就職する学生の方は、ぜひ一読してみることをおすすめします。

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