「Webライターには色々なジャンルがあるけれど、一つのジャンルに特化したほうがいいのかな」
「自分の専門ジャンルはどんな基準で選べばいいんだろう?」
「おすすめのジャンルがあれば教えてほしいなぁ」
今回はそんなお悩みを解決する記事をお届けします。
Webライターとして活動を始めると、どんなジャンルの案件に応募すれば良いのか、迷ってしまう方が多いでしょう。
実際、Webライターにはさまざまなジャンルの記事をオールマイティに手掛ける方もいれば、特定のジャンルに集中する専門ライター(特化型ライター)がいます。
どちらのタイプが正解か、人によって答えは異なりますが、稼げるライターになりたい方は、私は専門ライターを目指すことをおすすめします!
そこで今回は専門ライターのメリットや他のライターより稼げる理由、おすすめのジャンルなどを解説します。
専門ライターが稼げる理由
専門ライターとは、専門ジャンルを持つライターのことです。
例えば私の場合、不動産分野に特化した「不動産ライター」として活動しています。
専門ライターを名乗るためには、そのジャンルの実務経験があったり、専門資格を所有していたり、他のライターにはない経験や知識を備えていなければなりません。
ネットでググッて分かるレベル以上の知識が求められますよ。
専門性を求められる記事は対応できる人が少ないため、報酬は高めになります。
ライターの選定も厳しく行われる傾向にありますが、専門ライターとして実績を積み上げている人であれば、採用されやすいでしょう。
また、有資格者や実務経験者が書いた記事は、Googleの評価アップにつながり、SEO対策としても有効です。
自分の専門ジャンルの決め方
専門ライターを目指そうとしても、そもそも自分はどんなジャンルを何を専門にすれば良いのか、決め方が分からない方もいるでしょう。
そこで私がおすすめする方法を3つ紹介します。
本業の経験や知識を活かす
会社員として働いている方でしたら、本業の職種を専門ジャンルにするのがおすすめです。
長くその業界に携わっていれば、専門知識だけでなく、実際の体験談などを書ける点も強みになります。
ただし、ライティングの需要が少ないジャンルも存在するので注意が必要です。
需要が少ないジャンルのライターを目指そうとしても、案件の募集が少ないため、専門ライターとして活躍するのは難しいのが現実です。
私の場合、当初は本業のビル管理を専門にしようとしました。しかし、このジャンルに限定すると案件の募集が少なかったため、さらに視野を広げ、不動産専門ライターとして活動することにしました。
そのジャンルの記事の需要があるかどうかを調べるには、実際にクラウドソーシングやGoogle検索を利用して、探してみるのがおすすめです。
専門資格を活かす
本業の知識を活かすのが難しい場合、所持している資格が活かせるジャンルに特化するのも良いでしょう。
もし資格がない場合、多少遠回りになりますが、資格取得にチャレンジして、知識をつけるのもおすすめです。
特に宅建、FP、簿記といったジャンルは広いジャンルで使える傾向があるので、Webライターとして実績をあげつつ、取得を目指すと良いでしょう。
趣味や人生経験を活かす
これといった専門知識がない方でも、自分の人生経験や趣味などを活かせば、高単価の案件を獲得できることがあります。
例えば「転職」ジャンルは、実際に転職サイトやエージェントを活用した経験があると非常に有利です。
また、英会話、旅行、車など、趣味や特技を活かせるジャンルも多数あります。
この分野は人より詳しいぞ!という自信が持てるものがあれば、ぜひクラウドソーシングなどで案件を探してみてください。
おすすめの専門ジャンルとは
専門ライターを目指す場合に、私がおすすめするジャンルを紹介します。
専門知識をもっている方は、ぜひチャレンジしてみてください。
不動産系
専門知識が必要であるため、単価は高い傾向にあります。不動産や金融業界で経験のある方は非常に有利ですが、経験がなくても、宅建やFPなどの専門資格を所持していれば活躍できます。
不動産といっても不動産売買や仲介、不動産投資、管理などさまざまな分野があります。
不動産の中でも、特に強みとなるジャンルを持っておくとより有利になります。
金融系
不動産と同様、需要の高いジャンルであるため、単価は高めになります。
金融ジャンルの場合、金融機関で勤務した経験がある方が最も有利ですが、FP資格を所持しているだけでも仕事は獲得しやすくなります。
FPは2級までなら比較的取得しやすい資格なので、初めは知識がなくても、資格を取得した後に金融系ライターを目指すことが可能です。
また、株やFXといった投資を実際に行なっている方であれば、経験を活かせるので有利です。
転職系
近年、転職市場は拡大を続けており、多数の転職サイト、転職エージェントサイトが開設されています。
単価にはバラつきがあるものの、案件は非常に多いです。
転職ジャンルは実際に転職サイトやエージェントを利用して転職した経験があると有利です。
実際の経験であれば、リサーチが不要になるので、記事執筆の時間は短縮できます。
文字単価は不動産や金融ジャンルに及ばないかも知れませんが、リサーチの時間を省略できれば、時給換算では上回ることもあるでしょう。
美容系
美容は女性に人気のあるジャンルですが、最近では男性にも一定の需要があります。
美容に関わる仕事を経験している方や、コスメライター、美容薬学検定といった専門資格を所持している方も有利です。
また、美容の中でも脱毛ジャンルは近年、近年、非常に注目の集まっているジャンルです。
女性はもちろん、男性で脱毛の経験がある方は、体験を活かした記事が書けるのでおすすめです。
医療系
専門知識が必要とされるジャンルです。したがって単価は高めです。
薬機法の知識がある方は非常に少ないので、希少なライターになれるでしょう。
一方、場合によっては人の命に関係する記事を書くこともあるため、信頼性や責任感を求められるジャンルでもあります。
そのため、正確な記事を書く意識が、よりいっそう求められます。
仮想通貨系
仮想通貨は今、注目のジャンルです。
金融記事の場合、実績や資格が求められる傾向にありますが、仮想通貨には専門職や資格が存在しないため、独学で挑戦できる特徴があります。
一番良いのは、実際に仮想通貨を購入して、経験を積むことです。
まだまだ発展中のジャンルなので、これから勉強しても十分対応できるので、興味のある方は検討しても良いでしょう。
他のジャンルはやらなくていい?
専門ライターを目指していると「他のジャンルが一切書けなくなるのではないか?」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、その心配は不要です。
専門ライターとして実績を積み上げていけば、自然と他ジャンルの仕事依頼も来るようになります。
無理をして多数のジャンルに手を出すよりも、これだ!と思ったジャンルを極めましょう。
特に副業の場合、時間が限られますので、多数のジャンルを抱えると、一つ一つの記事に時間がかかり、納期が遅れる恐れがあります。
慣れたジャンルであれば、リサーチにかかる手間が少ない分、執筆も早くなりますので、仕事の効率化という観点からもおすすめです。
まとめ
Webライターはパソコンがあれば誰でもできる一方、思うように稼げず、多くの方が挫折しています。
専門ジャンルを持つことは、確実に強みになりますので、他のライターと差別化でき、単価も上昇するでしょう。
まずは自分の本業や趣味、人生経験などを振り返り、Webライターとして活かせそうな知識はないか、考えてみてください。