過去問道場だけでOK？宅建試験で必要な教材を解説

宅建試験に独学で合格するためには、適切な教材を選ぶことが重要といえます。

ただし、Web上にも問題解説サイトが多数あるので、これらを有効活用することも大切です。

中でも過去30年分の過去問が解ける「過去問道場」というサイトはとてもおすすめです。

では、過去問道場だけで合格は可能なのでしょうか？

結論としては「過去問道場だけではさすがに厳しい」です。

そこで本記事では過去問道場を活用しつつ、「これだけは必要」という教材について解説します。

過去問学習にぴったり！過去問道場の特徴とは

初めに過去問道場の特徴と、過去問道場だけで宅建試験学習をするメリット・デメリットについて解説します。

過去問道場の特徴

過去問道場は宅建試験の過去問を無料で解くことができるサイトです。

以下のような特徴があります。

このサイトを利用すれば、宅建試験の出題傾向や重要ポイントを抑えることができるでしょう。

また、自分の弱点を克服するために効率的に学習することも可能です。

過去問道場だけで学習するメリット

他の教材を利用せず、過去問道場だけで宅建試験の学習をする場合、以下のようなメリットがあります。

過去問道場は宅建試験の過去問を効率的に解けるサイトなので、過去問学習には最適です。

また、過去問道場は、無料で利用できるため、問題集などを購入するコストを抑えることができ、独学で合格を目指す人にぴったりです。

過去問道場だけで学習するデメリット

一方、過去問道場だけの学習には以下のようなデメリットがあります。

過去問道場だけで学習すると、解答を丸暗記してしまうリスクがあります。

応用力が身につかないので、難化傾向にある最近の宅建試験では合格するのは困難です。

また、過去問道場は最新の法改正を反映しているものの、新しい法改正を問う問題はないため、本番で法改正問題が出題されると対応できない可能性があります。

そのため、合格する実力をつけるためには、市販の教材や通信講座などが必要になります。

過去問道場だけで合格は可能？

冒頭に「過去問道場」だけで宅建試験に合格するのは難しいと述べました。

過去問道場は、あくまで過去問を解くためのツールに過ぎないためです。

確かに過去問は宅建試験の勉強に欠かせないものですが、過去問を解くだけでは合格レベルには達しません。

ただし、以下のような条件に当てはまる方は、過去問道場だけでも十分合格する可能性があります。

ただし、法改正問題については、しっかりと学習する必要があります。

問題集は必要なし！宅建試験で必要な教材とは

宅建の教材は多数販売されていますが、率直に言って過去問を中心とした問題集は必要ありません。
過去問道場でほとんどの問題を解くことができ、解説も充実しているためです。
しかし、知識をつけるための参考書は必要になります。
以下におすすめの参考書や通信講座を紹介します。

みんなが欲しかった！宅建士の教科書

「みんなが欲しかった！宅建士」の教科書」は超定番の宅建試験用テキストです。

初心者でもわかりやすく、丁寧に解説されているので、独学で学習をする方におすすめです。

同シリーズの問題集も販売されていますが、過去問道場を有効活用すれば特に必要ないと思います。

ただし、過去問だけでは不安がある方や時間や費用の余裕のある方は、購入してみても良いでしょう。

民法がわかった！

「民法がわかった！」は宅建試験でもっとも難易度が高い権利関係の攻略に有効な参考書です。

難しい分野がわかりやすく解説されているので、宅建試験対策に限らず、民法について知識を深めたい方にもおすすめです。

通信講座の受講

短期間で合格を目指すのであれば、通信講座の受講をおすすめします。

過去問道場や市販のテキストだけでも、もちろん合格は可能ですが、独学の場合、多くの時間がかかってしまうでしょう。

以下の記事で宅建試験のおすすめの通信講座を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

特に忙しい社会人の方であれば、多少費用はかかりますが、通信講座を受講してスキマ時間で効率よく学習するのが良いでしょう。

まとめ

過去問道場は独学で宅建試験合格を目指す方にとって、有益なサイトといえます。

過去問学習は試験対策の基本なので、ぜひ積極的に活用しましょう。

しかし、難化傾向にある最近の宅建試験は、過去問道場だけで学習しても合格は困難です。

市販のテキストや参考書、または通信講座などを使いながら、効率的に学習することを心がけてください。

なお、宅建試験の攻略法は以下の記事でも解説しています。